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消防士は自分の肉体が資本|筋トレ道具に投資せよ!
どうも防災王の吉武穂高です。
今回は「消防士におすすめの筋トレ道具」についてご紹介します。
冒頭のタイトルでもお伝えしましたが、消防士はまさに「身体が資本」
そのため、肉体改造が大切になります。
私自身、もともと身長161cmであり、運動能力も低かったので、消防の訓練についていくのに本当に苦労をしました。
様々なトレーニング機材やサプリメントにお金を費やし、少しずつですが自分の肉体を強靭に改造してきました。
今回はそんな私が選んだおすすめのトレーニング機材をご紹介します。
紹介するトレーニング器具は以下の通りになります。
- 懸垂器具
- ハンドグリップ
- アブローラー
- シックスパッド
また防災王のおすすめサプリメントに関してはこちらの記事をご覧ください。
健康のためなら死んでもいい私が選んだ消防訓練や肉体改造におすすめのサプリメント11選
懸垂器具|消防士といったらこれ!
消防士といえば懸垂、懸垂といえば消防士と言われるくらい懸垂は大切です。
当然、ほとんどの消防署には、鉄棒のようなぶら下がれる設備があります。
しかし、消防署の勤務時間ではどうしても落ち着いて懸垂をやりこむことが難しい場合があります。
そのため、ぜひ自宅に1台は懸垂台を設置することをおすすめします。
失敗のしない懸垂台の選び方|安物は選ぶな!
上に値段がバラバラの2つの懸垂台をあげました。
懸垂台を選ぶときのポイントなんですが、
ひとつは1万台前半の安い懸垂台。
懸垂の上から下まで同じようなパイプの太さは、懸垂をするとだいたいぐらついてしまいます。
また私が消防士向けの懸垂として提唱しているのは『反動を使った全身の連動を図る懸垂、すなわち現場で使える懸垂』であるため、価格帯として1万前半のものは本当に残念なほど使えないです。
関連記事:消防士の筋トレ&体力錬成系記事まとめ
学生時代のエピソード
学生時代、少林寺拳法部の運営に携わっていたころ、部費が余ったので、「筋トレ道具」を買うことにした。
そこで1万前後の安い懸垂台を買ったのですが、これが本当に使えない代物でした。
少し反動をつけても懸垂台が土台からぐらついてしまう。
というか反動をつけなくてもぐらついていました。
また私のような小柄な人間がぶら下がっても、懸垂台自体がゆがんでしまうのです。
失敗した懸垂台を購入すると・・・
ずばり自宅の物干し台になってしまいますし、またはっきいって邪魔です。
筋トレ道具として使えず、部屋のスペースだけは無駄に使用し、捨てるにも勿体無い&お金がかかるなどなど本当にいいところはないのです。
管理人の購入した懸垂台|失敗したのは・・・
私が購入した懸垂台なのですが、消防士の試験を終えて、始めたアルバイトで給料が出たと同時に即座に購入しました。
先の学生時代に安物の懸垂台は絶対にやめようと思ったので、選ぶときは明らかに頑丈そうなものを選ぼうと決めていました。
またしっかりした懸垂台があれば、生涯にわたって使うことができると思っていたので、少し高くてもいいと思っていました。
そうして購入したのが、こちら


もう10年近く前に購入したものなので、現在その商品を探しても同じものはみつからなかったですが、3万円以上の価格がしました。
この懸垂台で失敗点は『真ん中に空間が空いていること』
先に述べた『懸垂台の耐久性』に関しては全く問題ないのですが、真ん中に空間が空いているため、
- 手幅を狭くしたナロー懸垂ができない
- ロープを垂らしたロープ懸垂ができない
という致命的なミスを犯してしまいました。
消防ではロープを扱うこと、登ったり引き寄せたりと比較的手幅を狭くした「懸垂」の方が現場で使える筋肉をつけることができます。
そのため、もし消防士向けに懸垂台を買うのであれば、確実に鉄棒部分は繋がっているものをお勧めします。
「失敗しない良い懸垂台」を購入するポイントとしては、
- 安物買いは、使えない・お金の無駄、スペースの無駄になること
- 土台の耐久性が頑丈そうなもの
- ナロー懸垂、ロープ懸垂ができるもの
の基準で選ぶことが大切になります。
今私が懸垂台を選ぶなら
私が購入したのが10年以上前なので、もし今から懸垂台を購入するときは、こちらのモデルを選びます。
これならば支柱の枠組みもしっかりしており、手幅の狭い懸垂も十分にできます。
また価格帯が2万円と昔に比べて高性能で価格も安くなったと思います。
またディップスなど肩のトレーニングができることも魅力でそのための設備もしっかりした印象を受けます。
腹筋台がないんだけどという方へ
このようなタイプの器具についてくるのが腹筋台ですが、はっきり言って使いにくい&中途ハンパな代物なので不要です。
私が購入した懸垂台にも腹筋台がついておりましたが、そのあまりの中途半端さに速攻で処分しました。
(というか腹筋台いらんから安くしてくれと思いました。)
もっといい腹筋の仕方はお金をかけなくても十分にできます。
そのため、このマシンは腹筋台がついてない分、他の機能に特化して作ってくれているのだと推察されます。
懸垂台だけでここまで長文にするつもりはありませんでしたが、ついつい熱くなってしまいました。
それでは次のお勧め筋トレ器具にいきます。(他はもう少しあっさりいきます)
ハンドグリップ|多種多様に揃えておこう!
『スポーツ用品店においてあるハンドグリップを見れば、そのスポーツ用品店のレベルがわかる』
という格言があります。
ええ、私が作りました。
私自身、もし海外旅行などで一つしか筋トレ道具を持っていけないのであれば、ためらわずに「ハンドグリップ」を選びます。
なぜなら、これ一つでかなり色々と筋トレができるからです。
以前も「ハンドグリップで大胸筋をいつでもどこでも最強に鍛える方法【トレーニングの補強に最適】」でもお伝えしましたが、本当にトレーニングするのにハンドグリップは便利なのです。
また負荷もそこまで大きいものを選ばなくても筋トレの「補強」としては本当に便利でそのあまりの手軽さに気楽にどんどんこなしてしまいます。
車の運転中、信号待ちでトレーニングをしています。
様々な負荷のハンドグリップを買っておこう!



上が私が所有するハンドグリップですが、負荷が
- 25kg
- 45kg
- 68kg
- 100kg
と様々なバリエーションで持っています。
負荷の低いハンドグリップは、消防に必要な「握力の筋持久力」を身につけるのに大変役に立ちます。
これまた以前「消防士になりたい人必見!!「握力トレーニングのススメ。ロープブリッジ渡過を渡りきるために必要なバテないタフな前腕トレーニングをご紹介します。」」でもお伝えしましたが、消防士では長時間握力に負担がかかる場面がとても多いため、軽い20kg程度の負荷で連続100回以上握り込むなどの筋トレを日常的にしておくと本当に回復が早くなります。
私自身、ロープブリッジ渡過の訓練を初めてした時に、途中で握力が尽きて落下したのですが、握力が全く回復せずに地獄でした。
そんな経験から、低負荷高回数でハンドグリップを握り込み、1日1000回以上行っていましたが、その後ロープブリッジ渡過の訓練をして落下しても、数分で握力が回復したため、自力で復帰することができたのです。
また70kg以上負荷の大きいハンドグリップは大胸筋の補強にとても使えます。
関連記事:ハンドグリップで大胸筋をいつでもどこでも最強に鍛える方法【トレーニングの補強に最適】
100kg以上のハンドグリップになってくると少し値段が高くなりますが、その分トレーニングへの応用が利きます。
また安いハンドグリップは数百円程度で購入することができますので、いくつか負荷をバラして所有しておくとかなり便利です。
ハンドグリップ30kg
ハンドグリップ50kg
ハンドグリップ70kg
ハンドグリップ100kg|私も所有しております。いつか粉々にしたい!
アブローラー|自重でも最強クラスの全身筋トレ
続いてはこちら「アブローラー」になります。
こちらの器具は腹筋を鍛えるイメージが強いかもしれませんが、消防などの災害現場で使える全身の体幹を鍛えることができます。
私もこの器具でトレーニングをしていますが、短時間でかなり強い負荷をかけることができ、筋トレ道具の中でも最強クラスに役に立ちます。
最強のながらトレーニングができるシックスパッド
今流行のテレビCMでよく見かけるようになりましたが、話題の「シックスパッド」です。
低周波で筋肉を自動で収縮して、トレーニングができる代物何ですが、これが意外と便利です。
消防向けの全身を連動した筋力やバランスをトレーニングするのとは、目的は異なりますが、EMSの電気で強制的に筋肉を動かしてくれることのメリットはとても大きいです。
私自身、学生時代に膝の前十字靱帯を断裂した時に、消防の試験を受験する時に決意したのが、次は怪我をしないような体づくりを心がけようと言うことでした。
しかし、リハビリ中は重いウエイトで負荷をかけるのは大変難しいものです。
そして怪我をしないため、さらに自分の体を進化させるために必要なことは、自分の筋肉を自由自在に操ることでした。
初めは少しずつ意識しながら、感覚の通ってない場所まで意識を通すように努力するのですが、それを最短にするのが「EMS」で強制的に筋肉を動かすことです。
これは強制的に筋肉が動くので本当に楽で、リハビリなどにも有効に活用することができます。
またこれまでたくさんの消防向けのトレーニング記事を書いてきましたが、どれも高い集中力を要するものばかりです。
これは訓練やトレーニングの補強で、気軽に「ながらトレーニング」ができるので本当に便利だと思います。
私がEMSを知ったのが、もう10年以上前で以前はいちいちジェルを塗らなければ使えない。とても使いにくい代物でしたが、今では本当に使いやすくおしゃれに進化しているなという印象になります。
また特定の部位をピンポイントで刺激を加えることができますので、怪我のリスクなく、筋肉を効率的に発達させることができます。
またあまり消防の現場で使える現場向けのトレーニング用途ではありませんが、「かっこいいボディメイキング」にも大いに役に立ってくれることでしょう。
詳細は以下のページにまとめてあります。(外部サイトに飛びます。)
➡︎【SIXPAD(シックスパッド)】の公式サイト
なお、私の憧れの冒険家三浦雄一郎さんもシックスパッドでトレーニングの補強をしているそうです。
関連記事:『90歳もエベレスト登頂へ!』冒険家三浦雄一郎さんの半生と挑戦が凄すぎる!
まとめ|自己投資こそ最大のリターンが得られる。
いかがでしたでしょうか?
消防士向けの肉体改造は基本自重トレーニングや実際に装備をした上で実戦形式でトレーニングするのが一番ですが、非番や週休などでも積極的に自分に足りない部分を見つけて強化するか、得意な部分をずば抜けるためには圧倒的な努力が必要になります。
その努力を無駄にしないためにも、トレーニング道具などに自己投資することは、後であなたの肉体に最大のリターンが得られることでしょう!
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