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本日は古澤巌さんのイベントの運営業務
どうも防災王です。
本日は名古屋市にある日本特殊陶業市民会館にてイベントの仕事をしてきました。
イベント業といってもイマイチピンとこない人の方がほとんどだと思います。
また自分でイベントを主催したいという方もいると思いますので、イベント業の舞台裏を簡単ですが、ご紹介していきます。
今回はクラシックコンサートのイベントですが、
基本どんなイベントでもテレビの仕事でも芸能業界のイベントは大雑把にいってこんな感じの流れだと思ってください。
まずはイベント会場|ホールのご紹介

金山駅から徒歩5分ほど。
愛知県ではかなり有名なホールです。
2000人規模収容可能の大ホールです。


かなり大きなホールです。
タイムスケジュール

かなり大雑把ですが、これが当日のタイムテーブルになります。
大体のホールは9:00会場が基本です。
リハーサルは10:00からなので準備は1時間しかありません。
本来照明の仕込みから音響の準備をするときはその倍くらいの時間が必要になります。
時間がないため、ホールのスタッフさんに手伝ってもらい一気に準備をしました。

仕込み|舞台監督・音響・照明の3つに分かれ効率よく準備をしていきます。
10時までの1時間で『仕込み』として舞台の平台などの大道具を組み、音響と照明を仕込んでいきます。
主なスタッフは、舞台監督・音響・照明に分かれイベントの規模によって舞台監督補助・音響補助・照明補助といったようにそれぞれチームを作って準備をしていきます。
今回は舞台監督1名・音響3名・照明3名+仕込みの手伝いでホールのスタッフ数名に手伝ってもらい準備を進めました。
リハーサル

少し時間は押しましたが、タイムテーブル通り10時少し過ぎには無事にリハーサルを行うことができました。
ここでいよいよ出演者さんがスタジオ入り
ここで出演者である古澤巌さんを中心に本番で演奏する曲をリハーサルしていきます。
ここで注意してもらいたいのが、リハーサルといっても出演者さんのためだけにあるのではなく、舞台監督・音響・照明さんにとって非常に重要な時間になります。
音響の仕事
音響もホール全体後ろにいるお客さんにもしっかり音が正確に聞こえるか念入りにチェックをしながらリハーサルをします。
プロの音響さんは音の感覚が常人とは全く次元の異なるレベルで聞き分けてます。
また出演者さんとコミュニケーションをとりながらそのホール・舞台にあった調整をしていきます。
照明の仕事
照明さんもリハーサルまでの仕込みの段階でホール上部に、ベストなポジションで出演者さんを華やかに演出できるよう照明を仕込んでいきます。

写真のようにリハーサル中も上部の照明を調整していきます。
また出演者の演目によっては凝った照明演出をしますので、実際のパフォーマンスに合わせて照明のリハーサルを行っていきます。
参考までに動画を。普段ここまでやることはありませんが、出演者さんのパフォーマンスに合わせて照明も動かさなければなりません。
舞台監督の仕事
舞台監督さんは大雑把に言えば、舞台をまとめる人です。
大雑把すぎるか(⌒-⌒; )
出演者さん・音響・照明とそれぞれの役割を全体通してまとめていきます。
そのためリハーサル中でも気になることがあればそれぞれの役割をつなげていきます。

リハーサルも曲目ごとにどうしていこうか打ち合わせをしていきます。
照明の仕込みの時間が押してるとか音響の調子が悪いとかそんなトラブルは結構起きたりします。
舞台裏|気になる楽屋はこうなっている!

先のホールから裏手に回るとこんな感じで廊下が広がっています。
扉が開いてるのが「楽屋」になります。
今回は
出演者4人で1部屋
音響・照明さんで1部屋
わたしらスタッフで1部屋
主催者(学校関係者)で1部屋
使用しました。
また楽屋によってはトイレやシャワーも付いてたりします。

すいません。ここのホールの楽屋を撮影し忘れましたが、イメージこんな感じです。
出演者は「魅せる仕事」なのでパフォーマーさんも演奏者もアイドルもしっかり仕事服、衣装に着替えて必要なメイクを施します。
なので鏡がしっかりあるのです。
ケータリング

楽屋には出演者・スタッフが利用するためケータリングと言ってお菓子や水・コーヒーなどを用意しておくのが常識となっています。
楽屋弁当


よくテレビでも楽屋弁当が取り上げられたりしますが、今回はこんな感じでした。
豪華なテレビ局とか1000円以上の高級弁当を頼んでくれたりするみたいですが、現実はそんなに甘くありません。
だいたい近くの仕出し屋に頼みます。
与えられた予算でやりくりせねばなりませんので、多いのがベントマンやほっともっととかで500円以内に収まる感じで注文します。
今回は結構豪華な感じだったと思います。
また先のリハーサルなどで時間通りにいかないと弁当を食べる時間がなくなります。
いよいよ開場!
今回は順調に進みましたので、昼食を取った上で予定通りの12:30にお客様の開場入りができました。
プライバシーの関係上写真は掲載できないですが、たくさん人が押し寄せます。
今回は学校公演のため、受付からチケットのもぎり、注意喚起などは学校の先生が行ってくれました。
2000人規模の公演のためお客様の入場だけで20分近くかかります。
なのでだいたいのイベントが開場から30分後くらいに開演になります。
いよいよ開演!!

というわけで13:00に開演!
開演してからも舞台監督さんは全体を見ながら指示を出したり、音響さんもリハーサルと異なり、お客様が入ると音の感じが変わるので本番中もベストな音が出せるよう調整します。
照明さんも同様です。
そういえば出演者さんの紹介をしておりませんでした。
ヴァイオリニストの古澤巌さん

パーカッションのはたけやま裕さん

ピアノの扇谷研人さん

ベースの箭島裕治さん

どんな方達かというと一言で言うと
すごい人たちです!!(どん!!)
すいません(⌒-⌒; )
また別記事でご紹介させていただきます。
(あんまりここで紹介しすぎると書くネタがなくなりそうなので(⌒-⌒; ))
そんな感じで13:00〜15:00までの2時間、間に休憩を挟みながら出演者・スタッフそれぞれの仕事を全うしていきます。
ちなみに私はカメラマンと動画撮影です。
あんま関係ないか(⌒-⌒; )
まとめ|イベント業は出演者・スタッフ・お客さんの総合芸術

というわけで無事に終了しました。
イベントというのは本番までの仕込みからリハーサルまで出演者・スタッフが一丸となって行わなければうまくいきません。
また本番が始まってからはお客様と出演者の波動が一致するととても盛り上がりす。
YouTubeやテレビなどでは絶対に伝わらない興奮が生の舞台やイベントにはあります。
イベントや舞台は出演者さんとスタッフ・お客様がそれぞれ一体となって作り出すまさに総合芸術なのです!
無駄に熱い文章になってしましました。
(一体私は何者なんでしょうか?(⌒-⌒; ))
というわけで、少しでもイベントや舞台などの仕事について得られるものがあったら嬉しいです!
終わり!!